東京大空襲と軍人恩給
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作成日時 : 2010/03/10 21:14
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65年前の3月10日、400機のB29が東京下町を襲い、10万人の命が奪われた。非戦闘員を意図的に殺戮した戦争犯罪だった。この無差別爆撃を指揮したカーチス・ルメイは戦後日本政府から勲一等の勲章をもらっている。もちろん10万人を焼き殺したからではなく自衛隊を育てた功績に対してなのだが。いずれにせよブラックな話しだ。
大空襲の死者10万人、無数の遺族に対して日本政府は一銭の補償もしてこなかった。現在も被害者が裁判で補償求めているが裁判所の門は堅い。「戦争の被害というのは国民一般が受忍すべき苦痛であって、特定の被害者を救済する根拠がない」ということらしい。
だとしたら、軍人恩給というのが60年近くも支給されているのは、財政難の今日、まことに面妖なことではないだろうか。毎年8500億円が旧軍人またはその遺族100万人に支給されている。兵隊にとられるというのだって徴兵制だった当時、国民が等しく受忍すべきものだったはずで、それなのに旧日本軍の位階に応じて恩給がもらえるという理屈はどこにもない。少なくても遺族なら数十万円、本人なら100万円前後が厚生年金や国民年金と併給できるという、特権的な制度は民主党がすぐにでも仕分けの対象にするべきだ。
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