映画「ジョーカー」

 ハリウッド映画は年に1,2本しかみない。嫌いなわけではなくて優先順位がいまいち低いからだ。以前、バットマンの映画でヒース・ロジャース演じるジョーカーにいたく感心したので、今度のそのものずばり「ジョーカー」もぜひとも見ておこうと思った。
 トッド・フィリップス監督、ホアキン・フェニックス主演。人気司会者役は見たことあってなかなかの存在感と思っていたらロバート・デニーロだった。映画の舞台はゴッサム・シティ。ここで生きるアーサーが主人公だ。彼はピエロに扮して宣伝や施設慰問で細々と収入を得ながら病身の母親と二人で暮らしている。アーサーにはトランプの負け札がすべて集まってしまう。貧困、介護、精神疾患、児童虐待の生い立ち、etc。シティでは不満を募らせた人びとが声をあげ始めているが、アーサーは日々の暮らしに追われてそれどころではない。
 ふとした偶然からアーサーは証券会社のエリートサラリーマン3人を殺してしまう。最強の札ジョーカーへの変身が始まる。自分を虐げ軽んじてきたものに対する情念が爆発する。映画はジョーカー誕生を描くが、狡知にたけた悪の権化たるジョーカーはまだ生まれていない。そのためにはもう1作が必要だろうが、これは誰が見てもあまり楽しくない救いようのない映画になるだろうから、これが映画になることはあるだろうか。
 

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