テーマ:社会

映画「主戦場」にのけぞる

ユニークな話題のドキュメンタリー映画を遅くなったがようやく横浜ジャック&ベティでみてきた。ほぼ満席。上映館は神奈川ではここだけだから当然か。 この映画はアメリカ映画という分類になるらしいが、舞台は日本、テーマは「従軍慰安婦の何が真実なのか」。監督は日系アメリカ人で日本に留学経験のあるミキ・デサキ。 映画の基本は、従軍慰安婦が日本…
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多磨全生園とハンセン病資料館

 前から一度は行かねばと考えていた多磨全生園とその構内にあるハンセン病資料館に出かけた。武蔵野線の新秋津駅からバスで10分、全生園前で下車し、全生園の外郭沿いに10分歩くとハンセン病資料館に着く。ここはハンセン病についての誤解と偏見を取り除くことをめざして1993年に開館した施設で、ハンセン病の患者さんたちが今も暮らす多磨全生園の一画に…
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韓国映画「金子文子と朴烈」

 横浜ジャック&ベティで韓国映画「金子文子と朴烈(パクヨル)(原題「パクヨル」、英語題名Anarchist from colony」をみてきた。なかなか不思議な映画だ。映画の舞台は関東大震災直後の日本、登場人物たちのセリフ総量の大半は日本語で一部韓国語、俳優は韓国人、在日韓国人、わずかの日本人。監督は「王の男」で知られるイ・ジュンイク。…
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ドイツ映画「小さな独裁者」

 横浜のJ&Bでドイツ映画「小さな独裁者」(監督ロベルト・シュヴァンケ)をみてきた。期待どおりの秀作だった。監督も俳優さんも誰も知らなかったけれど記憶に残る作品となった。  ドイツ降伏直前の1945年のドイツ、兵士の士気は下がり逃亡兵が相次いだ時期が舞台である。おそらく新兵のヘロルトは脱走して逃げるさなかに放置された軍用車の中にナ…
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映画「ザ・ビッグハウス」(想田和弘監督)

 想田和弘監督の「ザ・ビッグハウス」を横浜のジャック&ベティで見てきた。この映画は昨年封切りされてからかなりたっているのだが、その時は見損なっていたのでようやくという感じ。この映画は今までの作品が単眼的な展開だったのに比べて複眼的という違いはあるが、想田作品の観察映画らしさは貫かれている。つまりナレーションなし、音楽無し、説明無しなのだ…
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映画「ゲッペルスと私」

 2016年に公開されたオーストリア映画「ゲッペルスと私」(原題は「A GERMAN LIFE」)を岩波ホールで見てきた。ヒトラーの右腕だったゲッペルスの秘書だったブルヒンデ・ポムデルへのインタビュー映像を中心にしながら資料映像を交えて構成されたドキュメンタリーである。インタビューの行われた2013年当時、彼女は深いしわを刻み込んだ10…
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「学校では教えてくれない差別と排除の話」(安田浩一)

 ヘイトスピーチ(ネトウヨ、在特会)、技能実習生(という名の実質的奴隷制)、沖縄差別など、その気になればすぐに日本社会に蔓延する病理でありながら、視線をそらしていれば何もなかったかのようにみえる日本社会の差別問題を扱った本である。皓星社というマイナーな書店から昨年発行された本なので目にする機会が少なかろうと思うので、取り上げることにした…
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国立歴史民俗博物館の企画展「1968年」

 11月10日に千葉県佐倉の国立歴史民俗博物館(歴博)でやっている企画展「1968年」を見に行ってきた。たった50年前の時代をテーマにした企画展を歴博でやるようになったとはびっくり。そのチャレンジ精神に敬服すると同時に、「そうか1968年は歴史の一部になってしまったのか」という思いが湧いてきた。あの年私は高校3年生だったから、若かりし自…
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映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」

 ケン・ローチの新作。ぶれずに社会派の姿勢を貫き通している映画だ。ヨコハマのジャック&ベティでみてきた。30分前には満席でチケットは売り切れというのは初めての経験だった。  映画のテーマは現代イギリスの貧困とその中で生きる人々のたくましさと優しさだろう。主人公のダニエルは心臓病のために大工ができなくなり、福祉制度の給付を申請するの…
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お辞儀のある光景

 先日、つきあいで伊勢志摩を旅行してついでに伊勢神宮に立ち寄った。外宮に行くのは初めてでもあり、20年ぶりの伊勢旅行は楽しかった。伊勢神宮の境内に何カ所か人だかりがするところがあって、人気のパワースポットになっているらしい。数個の石に向かって手をかざしたり、欄干の擬宝珠をなでたり、若い人が熱心だった。  20年前はどうだったのか記…
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山本雄二「ブルマーの謎」

 「ブルマーの謎」という書名から何やらいかがわしいきわものめいた内容を想像するかもしれないけれど、しごく真面目な本だ。著者の山本雄二という人については何も知らない。  ブルマーの何が謎なのか。60歳以上の人なら、1960年代まで女子の体育着といえばカボチャ型のブルマーが一般的だったのに、いつのまにか体型を浮き彫りにするぴったり型に…
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「すごいぞ日本」病

 日本のGDPは世界何位かと問われれば3位だと答えられる人は多いだろう。2位と答える人がいたら、その人の頭は10年以上遅れているというべきだ。    さて、1人あたりGDPは世界何位だろう。3位ではなさそうだが、はて?ドルベースでいうと2015年は世界26位なのです。OECD 諸国に限れば20位となります。GDP2位の中国がすぐに気…
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NHK受信料を払う

 私が日頃見るテレビ番組はNHKが8割以上ではないか。NHKのニュースはどうしようもない代物で、どうしてこんなに見え透いたお追従をやれるのかと常々思っているのだが、ドキュメンタリーを中心に見応えのあるプログラムが少なくない。だから受信料そのものを私は単純に否定するつもりはない。高いのではないかとかNHKを見ないという選択肢がどうしてない…
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東京大行進

 差別に反対する東京大行進に行ってきた。ヘイトスピーチの蔓延に対抗して始まったこの行進も今年で4回目になるらしい。私は2度目のはずだ。パレード出発地の新宿中央公園に14:30に着いた。赤い風船が数百個揺れていて、1000人?ほどの人がすでにいた。  参加者はとにかく若い。60代以上はあまりいなくて、20代、30代のカップル…
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SEALDsデモと歩く

 戦争法案に反対する学生団体SEALDsが中心となって全国一斉行動が今日行われた。外苑前でデモというかパレードが来るのを待って、まず歩道橋の上からポスターを振って応援、青山通りを表参道まで歩いてここからデモに合流した。最初の集団が1000人程度だったのが第4集団になるとキクラゲが水をすって膨らんだみたいに人数が増えて2000人くらいにな…
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映画「戦場ぬ止み(いくさばぬとうどうみ)」

 「標的の村」に続く三上千恵監督作品。横浜のジャック&ベティでみてきた。辺野古の埋め立て反対闘争のドキュメンタリーである。沖縄戦を生き抜いたおばあ、反基地闘争を長く続けてきた人、毎月家族で基地反対を呼びかける人、埋め立てを受け入れようとする人、様々な人々が登場する。それぞれの暮らしがあり、人生があり、反対も受け入れもあるのに対し、国家権…
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国民なめんな

 今週は3日連続で国会に通った。今夜は総がかり行動と若者集団のsealdsが主催する国会正門前集会に参加した。何におびえるのか警察の過剰規制を横目に正門まで数十メートルの場所まで近づいて地面にすわる。7時半までは市民団体・労働団体などで構成される総がかり行動が運営。民主党の枝野氏、社民党の又吉氏、共産党の山本氏などがスピーチした。 …
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国会・官邸前抗議に行く

 5月になってから国会前、官邸前に行くことが増えた。以前から官邸前の反原発抗議活動にはときどき参加していたが、最近は辺野古のヒューマンチェーン、戦争法案反対木曜行動などいろいろあって行く回数が一気に増えた。  今日は、戦争法案反対国会包囲行動に参加してきた。25000人の参加者があり、国会をかなり分厚く包囲できるだけの人が集まった…
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映画「サンドラの週末」

 たまにはアカデミー賞候補の映画もみるぞというわけで「サンドラの週末」をみてきた。アメリカ映画ではなくフランス語映画、ただし主役のマリオン・コティヤールがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。  病気休職から復職しようとしたサンドラは解雇を通告される。ただし、職場の同僚16人の過半数がボーナスを返上するというなら解雇しないと社…
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川喜田敦子『ドイツの歴史教育』

 新聞の書評で紹介されていた『ドイツの歴史教育』(川喜田敦子 白水社 2014年)を読んだ。ドイツは戦争責任に関して反省と謝罪を行ってヨーロッパの中に確固たる地位を築いてきたのに対して、日本は過去を直視することを避けたまま戦後を歩み続けたという。ではドイツではどのような歩みをたどったのか、それは単純に優等生的だとのみ評価できるのだろうか…
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横浜の憲法集会

  昨日、横浜臨港パークで開かれた憲法集会に出かけた。景気づけに神奈川公園からみなとみらい地区までのパレード午前中に企画されたので、まずこれに参加した。あまり宣伝もしてなかったので数百人でもいいかなと予想していたら、行進しているうちにどんどん列が長くなり、1000人をはるかに上回る数になった。  昨年まで5月3日の憲法集会は、…
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映画「SAYAMA」

 機会をいつも逃してきた映画「SAYAMA」をようやく見ることができた。この映画が完成したのが2013年、各地の上映会やミニシアターで上映されてきたのだけど、いつも行き損なっていた。  狭山事件をどれくらいの人が知っているだろう。1963年、埼玉県の狭山で女子高生が身代金目的(という形で)誘拐され殺害された。まもなく犯人として石川一雄…
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北陸新幹線の陰で

 毎年時刻表の3月号を買うことにしている。鉄道の変遷を見つめるための定点観測の道具なんぞと偉そうにいっておこう。  今年の3月号は北陸新幹線が長野から金沢まで開通することが目玉だ。今まで長野までは長野新幹線といっていたのが、それも含めて北陸新幹線と表記されている。今まで越後湯沢から北越急行(ほくほく線)経由で金沢まで3時間47分か…
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神社は悔い改めない

 今日は甲州街道を相模湖駅から上野原駅まで歩いてきた。気温5度といいながら汗ばむほどのいい天気だった。相模湖駅から少し甲府よりに行ったところにある宿場を与瀬宿といった。今は本陣跡の表示が残るだけだ。その本陣跡に明治天皇お立ち寄りのでっかい記念碑がある。この記念碑の揮毫は荒木貞夫となっている。皇道派の重鎮、陸相そしてA級戦犯、そして釈放後…
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成人の日の街角

 「自由が丘で」という無国籍な映画をみようと横浜市営地下鉄に乗った。駅に行く途中に横浜アリーナがある。毎年ここでこの日に繰り広げられる狂態というか痴態にはうんざいりしているのでなるべく目を背けて通過する。アリーナ近くには4台の右翼街宣車がいて、破壊的な音量で演歌と軍歌?を流し、「成人式おめでとう」とやっていた。右翼もリクルート活動してい…
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人口動態推計が語る日本の現在

 厚労省が今日付で発表した2014年の人口動態統計(推計値)は数字だけの発表とはいえ興味深い。  (1)生まれた子どもが1001000人、死んだ人が1269000人で260000人の人口減。これでここ10年ほど連続して人口が減り続け、その減り方も拡大している。40年間で子どもの出生数は半分になったし、これからは団塊の世代もばかばか…
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第五福竜丸

以前から一度行きたかった第五福竜丸展示館を訪ねた。りんかい線で新木場まで出てここから徒歩10分、夢の島公園の一角、高そうなクルーザーが繋留してあるマリーナのすぐそばに展示館はある。夢の島というと私たちの世代には1970年ころの東京ゴミ戦争が思い出される。東京のゴミを大量に処分するために夢の島の埋め立てが進とダンプが通過する江東区の…
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高齢化社会の憂鬱

 今日の東京新聞社説によると、2012年と2025年を比べると介護保険給付費は8兆4000億円から19兆8000億円、医療給付費は35兆円から54兆円に増加するという。合わせて30兆円の増加になる。消費税を10%にしても増加分の5分の1しかまかなえない。そうするとあと25兆円の財源を確保しないと、現在の介護と医療水準は維持できないことに…
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島田裕巳『0葬』

 何となくそうじゃないかと思っていたことを腑に落ちるようにしてくれる本がある。島田裕巳『0葬』(集英社2014)はそういう本だ。それなりに馬齢を重ねてきて葬儀に関わる経験を何度かしてみると、葬儀とお墓という巨額の不経済(強いられた蕩尽)に腹ふくるる思いをしたことが誰でもあるはずだ。  島田によれば、ここ20年または30年の間に葬儀…
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ウィスキー、安!

 ウィスキーというものを最後に買ったのはいつだったかわからないほど、ウィスキーから遠ざかっていた。飲む機会といえば、パーティーやら結婚式で水割りをのむことがあっただけ。  なのに、突然ウィスキーを買ってしまった。理由は実に軽薄で朝ドラのマッサンをみていたらウィスキーを久しぶりに飲みたくなったというだけのことだ。それでスーパーに行っ…
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