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風と自由と空と
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人生の残りを勘定するようになって、しみじみ感じる。最近の日本はおかしくないか。怒りも諦観も虚しさも、わずかながらも希望もないわけじゃない。そんな思いと徒然なる日々の感想を書き散らすブログです。

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多磨全生園とハンセン病資料館
多磨全生園とハンセン病資料館  前から一度は行かねばと考えていた多磨全生園とその構内にあるハンセン病資料館に出かけた。武蔵野線の新秋津駅からバスで10分、全生園前で下車し、全生園の外郭沿いに10分歩くとハンセン病資料館に着く。ここはハンセン病についての誤解と偏見を取り除くことをめざして1993年に開館した施設で、ハンセン病の患者さんたちが今も暮らす多磨全生園の一画にある。    1906年にハンセン病患者を隔離する政策が始まり、1909年に全生園は設立された。その当時は雑木林とはたけが広がる広大な武蔵野の実家がまばらな土... ...続きを見る

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2019/04/16 17:29
韓国映画「金子文子と朴烈」
 横浜ジャック&ベティで韓国映画「金子文子と朴烈(パクヨル)(原題「パクヨル」、英語題名Anarchist from colony」をみてきた。なかなか不思議な映画だ。映画の舞台は関東大震災直後の日本、登場人物たちのセリフ総量の大半は日本語で一部韓国語、俳優は韓国人、在日韓国人、わずかの日本人。監督は「王の男」で知られるイ・ジュンイク。韓国映画でありながら韓国で上映されたときは日本語部分にハングルの字幕がついたはずだ。 ...続きを見る

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2019/04/14 17:56
韓国映画「共犯者たち」
 前回見た映画は「記者たち」だった。イラク戦争の真相を報道したアメリカニュース社の記者たちが主人公だった。「共犯者たち」はドキュメンタリー映画で、李明博政権、朴槿恵政権下の言論弾圧に抗した国営放送のMBC、KBSの記者たちが主人公である。 ...続きを見る

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2019/04/11 21:41
映画「記者たち」
 ハリウッド映画の「記者たち」をみてきた。監督は「スタンドバイミー」で知られるロブ・ライナー。実話を映画化したこの映画、今の日本にどんぴしゃといった内容だった。 ...続きを見る

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2019/03/31 15:39
ドイツ映画「小さな独裁者」
 横浜のJ&Bでドイツ映画「小さな独裁者」(監督ロベルト・シュヴァンケ)をみてきた。期待どおりの秀作だった。監督も俳優さんも誰も知らなかったけれど記憶に残る作品となった。 ...続きを見る

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2019/02/10 18:01
こりもせず東日本乗り放題の旅 
こりもせず東日本乗り放題の旅   JR東日本の乗り放題の切符の旅も8回目となった。真冬はひたすら雪を見るのテーマというわけで、今回は米坂線、仙山線、飯山線に乗ってこようという計画を立てた。  1月19日(土)6:08発のときに乗って新潟に向かう。国境のトンネルを抜けるとどんと雪国だったが平野部に入ると雪はほとんどなくなった。新潟で白新線、羽越本線を経由して米沢まで直行してくれる快速(さほど早くはない)べにばなに乗車。これに乗るために5:06発の始発の乗って家を出たのだ。列車は坂町駅から米坂線に入る。荒川沿いに東へと走る。この... ...続きを見る

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2019/01/24 12:24
映画「ザ・ビッグハウス」(想田和弘監督)
 想田和弘監督の「ザ・ビッグハウス」を横浜のジャック&ベティで見てきた。この映画は昨年封切りされてからかなりたっているのだが、その時は見損なっていたのでようやくという感じ。この映画は今までの作品が単眼的な展開だったのに比べて複眼的という違いはあるが、想田作品の観察映画らしさは貫かれている。つまりナレーションなし、音楽無し、説明無しなのだ。必然的に(私だけか?)途中必ず眠気に襲われる。でも面白い。 ...続きを見る

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2019/01/05 22:24
吉田裕「日本軍兵士」(中公新書)
 本の読後感を書くのは久しぶりかもしれない。ご無沙汰していた理由もとくにはなくて、ただ億劫だったというだけのことだ。 ...続きを見る

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2018/11/18 21:22
池袋から落合まで文化の香りを求めて
池袋から落合まで文化の香りを求めて  かなり前から池袋から下落合にかけて散歩をしてみたかった。メジャーとはいえないにしても知る人ぞ知る気になる施設が点在しているのだ。 ...続きを見る

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2018/11/10 20:54
マイケル・ムーア「華氏119」
 桜木町のブルク13でマイケルムーアの最新作「華氏119」を見てきた。3割くらいの入りだったろうか。平日午前中の横浜としては多い方だろう。 ...続きを見る

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2018/11/05 18:11
朝鮮通信使の寄港した牛窓
朝鮮通信使の寄港した牛窓  10月末に広島と岡山を2泊3日で旅した。その折り、30年来立ち寄りたいと思っていた牛窓に足を運ぶことができた。牛窓は倉敷や宮島のような全国区の観光地ではないが、朝鮮通信使の寄港した港町として知る人ぞ知る町だ。車なら岡山から一時間足らずで行ける。私たちは赤穂線で岡山駅から邑久駅まで行き、そこからバスに30分ほどゆられて牛窓に着いた。邑久駅にはタクシーが何台か待機していたがおよそ観光地らしくない駅前の風情だった。それでも観光案内所はあった。 ...続きを見る

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2018/11/04 20:47
韓国映画「1987,ある闘いの真実」
 横浜のムービルでけっこう話題になっている韓国映画「1987,ある闘いの真実」(監督チャン・ジュナン 2017年)を見てきた。朝一番の平日朝一番の上映というせいか横浜という土地柄なのか客は少なかった。  1979年に独裁者朴正熙が暗殺されたあと全斗煥の軍部独裁政権が樹立されている過程で発生したのが1980年の光州事件だった。これを描いた最近作に「タクシー運転手」がある。光州事件はこれ以外にも韓国では様々に映画化され人気テレビドラマ(「砂時計」)にもなった。では、この全斗煥政権がどのように終わっ... ...続きを見る

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2018/09/10 15:45
映画「カメラを止めるな」
 今話「題の映画が「カメラを止めるな」を横浜西口のムービルで見てきた。ムービル中で一番大きいムービル1が8割以上埋まっていた。いくらお盆時とはいっても人気のすごさがわかる。30年前のドラえもん以来のことだ。    この完全エンタメ映画のストーリーははゾンビ映画を作ろうとする撮影チームのドタバタとだけ言っておこう。まずは見てのお楽しみ。この映画ほんのわずかの上映館から始まったのに評判が評判を呼びそれがまた評判を呼び、一種の社会現象にまでなったらしい。低予算、やや雑、特別な人気俳優無し(たぶん)... ...続きを見る

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2018/08/13 20:13
映画「沖縄スパイ戦史」
 横浜伊勢崎町のジャック&ベティで三上千恵・大矢英代監督「沖縄スパイ戦史」をみてきた。タイトルから内容を想像するのはなかなか難しい。スパイの一語があるから。これは沖縄戦をテーマしたドキュメンタリー映画で、三上監督の今までの作品の延長上に必然的に生まれた作品である。 ...続きを見る

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2018/08/12 20:40
映画「ゲッペルスと私」
 2016年に公開されたオーストリア映画「ゲッペルスと私」(原題は「A GERMAN LIFE」)を岩波ホールで見てきた。ヒトラーの右腕だったゲッペルスの秘書だったブルヒンデ・ポムデルへのインタビュー映像を中心にしながら資料映像を交えて構成されたドキュメンタリーである。インタビューの行われた2013年当時、彼女は深いしわを刻み込んだ103歳だった。 ...続きを見る

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2018/08/03 09:25
二兎社公演「ザ・空気2」
 永井愛作・演出の二兎社公演「ザ・空気ver.2」を池袋の芸術劇場で見てきた。ver1は昨年上演されているが、テーマは同じでも筋立ては全く違う劇に仕上がっている。相変わらずの人気で客席は満席だった。女性が7割くらい?登場人物は5人。ネットテレビのジャーナリスト(安田成美)、リベラルな新聞記者(真嶋秀和)、公共放送政治部記者(馬渕英里何)、保守系新聞の論説委員(松尾貴史)とその部下の記者(柳下大)。  舞台は首相官邸前にある国会記者会館の屋上。ここで内閣が吹っ飛ぶかもしれない極秘ネタの扱いをめぐ... ...続きを見る

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2018/07/14 22:28
「学校では教えてくれない差別と排除の話」(安田浩一)
 ヘイトスピーチ(ネトウヨ、在特会)、技能実習生(という名の実質的奴隷制)、沖縄差別など、その気になればすぐに日本社会に蔓延する病理でありながら、視線をそらしていれば何もなかったかのようにみえる日本社会の差別問題を扱った本である。皓星社というマイナーな書店から昨年発行された本なので目にする機会が少なかろうと思うので、取り上げることにした。  日本人は親切だと一部の外国人がいい、日本人も多くはそう思っているかもしれない。でもそうか?私には日本人は身内にだけは親切かもしれないが、見知らぬ人間に対し... ...続きを見る

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2018/07/13 22:27
映画「港町」
 想田和弘監督作品「港町」を横浜のJ&Bで見てきた。熱心はファンがいるらしく土曜日の一番上映なのに20人ほどの客が入っていた。  想田監督の観察映画は普通の意味でのストーリーはない。舞台は瀬戸内海の古い古い港町の牛窓。想田監督の出身地から遠くないらしい。  同じ牛窓を舞台として前作「牡蠣工場」と比べて本作は淡々とカメラが回っている。船で沖に出る老漁夫、海辺で1日を過ごす話し好きの老女、この2人にカメラは密着してひたすら日常を追い続ける。事件は何も起きない。鎮痛消炎の薬を飲んでいたので眠気に襲... ...続きを見る

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2018/07/07 15:41
映画「焼肉ドラゴン」
 劇作として評判の高かった「焼肉ドラゴン」の映画版。監督は劇と同じく鄭義信。在日韓国人の鄭監督の体験がストーリーのベースにあるらしい。  国有地を不法占拠している朝鮮人集落の一角で1世のヨンホが妻のジョンウンと焼肉屋ドラゴンを営んでいる。2人には3人の娘と中学生の息子が時生がいる。長女静花(真木よう子)の幼なじみ哲男(大泉洋)は次女利香(井上真央)と結婚しようとしている。ごしゃごしゃのせまいバラックの屋根の下喧噪に満ちた家族の世界展開する。原作と演出がいいせいもあるだろうが、役者が皆いい演技を... ...続きを見る

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2018/07/07 15:25
映画「万引き家族」
 カンヌ映画祭のパルムドール獲得で話題性抜群の「万引き家族」を見てきた。古ぼけた一軒屋に祖母、息子夫婦、子どもたちの三世代が一緒に暮らしている。とはいえこの家族に血縁関係はほとんどなく、祖母の年金と息子と孫の万引きが生計を支えている。連想されるすさんだ家族の光景とは裏腹に、この疑似家族は突然家族に加わった幼女ですら何となく迎え入れてしまう。血縁によって結ばれるという「正しさ」が最初から欠落しているから、どのようにでも家族は変身できそうだ。  観客は誰でも思うはずだ。この家族はどのように崩壊する... ...続きを見る

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2018/06/21 22:36

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