豪雪地帯を期待していたのに

 1月16日、以前から決行しようと考えていた飯山線の旅をしてきた。ここ数年、JR東の15000円乗り放題を利用して豪雪地帯をめぐる旅をしてきた。大物は残りわずかとなり今年は飯山線に挑戦となったわけだ。実は昨年も挑戦したのだが、飯山で雪のために列車が運行停止となってあえなく敗退したのだった。であらばこそ期待は大だった。
 当日の関東は晴天。北陸新幹線の車窓からは高崎までの間でも富士山、奥秩父、浅間山などがみえる。八ヶ岳さえのぞめた。これで碓氷峠を越えたら雪だらけとはならないだろう、悪い予感がした。その予感は的中して軽井沢も晴れ、長野まで実にいい天気だった。北アルプスの槍ヶ岳まで望見できるのだから。マルコメ味噌の工場をみながら長野駅に到着。途中の平地には雪らしいものはない。
 ここで飯山線に乗り換え。飯山に着くまで志賀高原の山々がくっきり見え、雪は多くなさそうだった。飯山につく前後から千曲川(新潟県に入ると信濃川)の川幅が狭くなり200メートルもなくなってしまう。
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この狭隘部があるから千曲川はしばしば氾濫してきたらしい。水没して有名になった北陸新幹線の基地も狭隘部の手前の長野市に近いところにあった。昨年は除雪車が行き交っていた飯山は畑の地面も露出するほど。この町は『破戒』舞台となったところだと帰京してから知人に教わった。
 飯山線は千曲川沿いにとろとろ走るのだがいっこうに沿線に雪が増えてこない。露出した畦にはフキノトウでも出そうな感じがするほどで、ついにそのまま新潟県境直前の森宮野原に着いてしまった。
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ここは1945年に日本の積雪記録を作ったところだとこの標柱を見て知った。8メートル近くも積もったのでは2階から出入りするのも大変だっただろう。ところが今年は写真にあるとおりまだ10センチもないのだ。拍子抜けしてしまう。千曲川が信濃川に変わっても飯山線は川沿いに走り、3時間半かけて終点の越後川口に着いた。上越線に接続する駅のわりにはわびしい駅だった。
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これが飯山線のキハ車両。ディーゼルといえばこれといわれるほどどこでもみかける。
上越線に乗り換え浦佐へ。このあたりはさすがに上越国境に近く八海山をはじめとする越後三山も雪をまとっていたし、なによりも巻機山が3000メートル級の雪山のように真っ白だったのに慰められた。これなら最初から上越新幹線に乗ってくればよかったかも。
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